睡眠は凄く大事です。
「そんなこと言われなくても分かってるよ!でも時間が…」という方が多いのも分かります。
日本は先進国の中で最も平均睡眠時間が短く、世界一の睡眠不足国家とも言われています。
睡眠不足というのは甘く見られがちですが、全ての能力を低下させ、病気・死亡リスクを増大させるという非常に強力な状態異常効果があります。
そんなわけで、自分は夜は23時に寝て朝は8時半に起きる生活をしています。
更に、お昼には30分ほどの軽いお昼寝も取ります。
寝るのが好きということもありますが、それ以上に睡眠不足による苦痛感が大嫌いなため、睡眠にはかなりこだわっています。
「睡眠が趣味!と言っているからには一つぐらいはなにかほしいよな」ということで、2024年の4月には睡眠コンサルタントの資格も獲得しました。
そんな自分が睡眠生活を快適に送るために使っている寝具5選を紹介させていただきます。
ちなみに、「自分はショートスリーパーだから大丈夫!」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ショートスリーパーとは遺伝で決まるもので、後天的になることはできません。
ショートスリーパーの遺伝子を持つ人の割合は10万人に4人ほどという研究もあるほどで、とんでもなく低い確率なんですよね。
そのため、大半の自称ショートスリーパーの方は、単に睡眠不足に鈍感になってしまっているだけで、非常に危険な状態です。
睡眠不足の自覚のある人は今日から死ぬ気で寝るようにしようネ!
第1位:ウェイトブランケット ハグラビ
第1位は重さ6.8kgのウェイトブランケットのハグラビです。
(9kgのものも販売されています)
「なぜこれが1位なのか?」というと、万人にオススメできるからです。
基本的にいい寝具というものは、人によってバラバラで、個人差が大きいものですが、ウェイトブランケットだけは違います。
スウェーデンの研究などでも、重い掛け布団には睡眠改善や、睡眠の質の向上などが認められています。
- Qそんなに重くて息苦しくないの?
- A
広げて使うため、重さが分散されて心地よい圧力となります。
更に、このハグラビですと、夏でも冬でも使えるリバーシブル素材になっているため、暑がりの方でも寒がりの方でも問題なく使えます。
そして個人的に寝具や衣類などに強くこだわっているのが「肌触り」なのですが、その部分に関してもメチャクチャいいです。
冬用の方はあたたかなモフモフに包みこまれるようで気持ちいいですし、夏用の方はツルツルサラサラでこれまた非常に気持ちよく、季節を問わず気持ちよく眠れています。
ちなみに、適度な掛け布団の重さは、自分の体重の8%~12%ぐらいがいいとされています。
重ければ重いほどいいという訳じゃないから注意してネ!
※洗濯機で丸洗いは可能ですが、乾燥機はNGとされています。
ウェイトブランケット ハグラビの詳細記事ぴよ!
第2位:エアウィーヴ スマート01
こちらの商品を一言で言うと、「高級マットレスの入り口」ということになります。
高級マットレスを試してはみたいけど、中々手が出ないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方にはまずはこれから試してみては?とオススメできるものとなっています。
このマットレスの最大の特徴は、今使っている寝具の上からそのまま使えるということです。
これが凄く大きいんですよね。
寝具の入れ替えの際に古くなったものを処分するのってかなりめんどくさいんですよね。
それが一切なく、今使っている寝具の上にそのまま置くだけでOKなので、ベッドでも布団でもどっちでも使えてしまうという優れもの。
そして、厚さ3cmほどの薄手とは思えないほど寝心地がいいです。
最初の数日は「ちょっと硬いかな?」とか思っていたのですが、慣れてくると凄く気持ちよくグッスリと眠れるようになり、朝起きた時の体の軽さが以前とは段違いになっていました。
これを愛用しているスポーツ選手がいたりするのも納得だネ!
30日のお試し期間も付いてくるため、気に入らなければ返品することもできるため、試さない理由がありません。
ただ、少し試してみて「あーダメだこれ」と言ってすぐに返してしまうのではなく、しばらく試してみてほしいと思います。
自分の時もそうでしたが、慣れて体に馴染んでくるようになると本当に劇的に変わるんですよね。
ちなみにこちらは、楽天ふるさと納税の返礼品にもなっていますので、上限寄付額にかなり余裕のある方は選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
(10万円以上の寄付額の商品のためハードルは高めです)
それから、シーツの肌触りにもこだわっているため、このエアウィーヴ スマート01にはNobleのシーツを掛けて寝ています。
エアウィーヴ スマート01の詳細記事ぴよ!
第3位:ロフテー快眠枕 LT-040(エラスパイプ)
こちらは第2位で紹介したエアウィーブさんの子会社であるロフテー枕工房の快眠枕となります。
ロフテー枕工房の実店舗までいき、実際に色々試した上で、このLT-040(エラスパイプ)を選びました。
最初は「え?パイプ枕?ガシャガシャうるさいんじゃないのそれ・・・」とか思っていたのですが、全くそんなことはありません。
モチモチとした心地よい素材で、言われないとパイプが中に入っていることなんて分からないです。
それから、重量感が個人的には気に入っており、結構重めのタイプの枕となっています。
軽めの枕が好きという方もいらっしゃるとは思いますが、自分は枕がズレることにストレスを感じる方なので、ズッシリとした枕の方が好きです。
性能は当然凄くよく、色々考えてる枕だなと痛感させられます。
理想的な寝姿勢を維持することに策が幾重にも張り巡らされており、本当に快適で、毎日寝るのがより一層楽しみになりました。
枕の肌触りにも凄くこだわっているため、シルクの枕カバーを使っていますが、ツルツルスベスベで本当に心地いいです。
モチモチの枕 + ツルツルの枕カバーが絶妙なハーモニーを奏でているんだよネ!
あと、重要なのが、寝具ショップでは試すだけにして楽天市場に同じ商品がないかどうかは絶対に調べた方がいいです。
自分の場合もこの商品を店頭で試しましたが、そのまま買ってしまうと何も付かないのに対して、楽天市場で同じ商品を買った場合、当時キャンペーンみたいなのもやっていたため5000ポイント近く付きましたので、この差は凄く大きいです。
そして、こちらもエアウィーブスマート01と同様に30日のお試し期間が付いてきます。
ロフテー快眠枕 LT-040(エラスパイプ)の詳細記事ぴよ!
第4位:VENEX アイマスク
現在自分が導き出したアイマスクの最適解がこちらのVENEXさんのアイマスクです。
リカバリーウェアや疲れとり首ウォーマーなんかで有名なメーカーですね。
実はアイマスクは今まで散々色々試してきたんですよね。
その中で、これが頭一つ抜けているなと感じました。
独自開発されている、PHTという素材が使われており、「より良く休むこと」に特化されています。
体感としては、「確かになんとなくリラックス効果はあるのかもしれないな」というぐらいはあるんだよネ!
そして、当然のことながら付け心地は最高にいいです。
薄手ながらクッション性があり、サラサラした肌触りが凄く気持ちよく、夜の睡眠をより快適なものにしてくれます。
サイズに関してなのですが、かなり伸縮性に富んだ素材のため、よほど頭の大きい人じゃない限りは小さい方(S-M)を選んでおくのが無難かと思われます。
自分は2種類のアイマスクを使い分けており、上記のVENEX アイマスクは夜寝る時用で、昼寝の際などには遮光性の高いAdcey アイマスクの方を使っています。
ちなみにこちらもまた、楽天ふるさと納税の返礼品にもなっていて、寄付額も14000円ほどなので、もし何を注文しようか迷っている方でも手を出しやすいかなと思います。
VENEX アイマスクの詳細記事ぴよ!
第5位:Loop Quiet 睡眠用 耳栓
アイマスクときたら次は耳栓ですね。
自分はアイマスクも耳栓もがっちりしてグッスリ眠りたい派です。
普段の寝る環境的には静かではあるのですが、それでも耳栓があると睡眠がはかどりますね。
もしうるさい環境にいたら、この耳栓が第1位だったかもしれません。
- Q耳栓をしていても目覚ましのアラームって聞こえるの?
- A
心配しなくても大丈夫!しっかりと聞こえます!
耳栓に関してもかなり色々試しましたが、どれもこれも長時間使っていると耳が痛くなるものばかりだったんですよね。
そして、「やっぱりスポンジタイプの耳栓を使い捨てていくのが無難かな」という結論が出たのですが、その上があったんですね。
このLoop Quietは耳栓にしてはちょっと高いかなと一瞬躊躇してしまいそうですが、洗ってずっと使えるので、耳栓としては実はコスパはいいんですよね。
サイズも4種類あって最初からセットで付いてくるから、自分に合ったものに付け替えることができるしネ!
そしてシリコン製だけあって耳当たりが凄くよく、フィット感もあり、しっかりと雑音をカットしてくれます。
「寝付きが凄く悪いんだよね」というお悩みをお持ちの方は、まずは耳栓をして寝るという習慣から試してみてもらえればと思います。
Loop Quiet 睡眠用 耳栓の詳細記事ぴよ!
まとめ
1位がちょっと意外かな?と自分では思いましたが、それ以外に関しては至って順当でひねりもない感じではありますが、寝具ってどうしても王道こそ正道になってしまうんですよね。
そのため、誰でも使っているようなものからまずはお金をかけていくことをオススメします。
まずは必要不可欠なものからグレードアップさせていこうネ!
人生のかなりの時間を占める睡眠というのは本当に大事です。
そんな睡眠に投資をしないという理由はありません。
- Q寝具って値段が高ければ高いほどいいってことなの?
- A
そういう訳ではありませんが、1000円2000円の寝具よりも数万円する寝具の方が次元が違うほど快適だということだけは断言できます。
睡眠研究の教授の中には、「実は生物は寝ている状態がデフォルトであり、起きている状態がイレギュラーなのである」という論文を出している方もいらっしゃいます。
1日20時間以上寝るというコアラなどを見ていると、その話も本当なのかもしれないと思ってしまいますね。
そんな訳で、自分もいい睡眠を取るために色々試行錯誤はしています。
その中で、一番手軽に寝付きがよくなる習慣とはしては、寝る1時間前ぐらいにキウイフルーツを食べるというのは、体感があるぐらい効果がありました。
キウイフルーツに含まれるセロトニンが睡眠改善効果をもたらすことが、台湾の台北医学大学より報告されています。
キウイ効果により、8時間半~9時間だった睡眠時間が9時間を切ることがほぼなくなりました!
布団に入る時間と目覚ましで起きる時間は変わっていないにも関わらず、睡眠アプリで計測すると明らかに睡眠時間が伸びているんですよね。
睡眠アプリ自体、参考程度ではありますが、キウイフルーツの摂取の有無によって睡眠時間が伸びているというのは紛れもない事実です。
(キウイを食べる習慣がある人にはスクウェルキウイスプーンも1本は持っておくことをオススメします!)
なぜ睡眠時間の長さを重視しているかというと、睡眠にはプラシーボ効果がかなり影響していると言われているためです。
つまり、本当はしっかり眠れているのに、「全然寝れなかった・・・」という認識のズレが生じた際に、本当に睡眠不足のようなパフォーマンスになってしまうということがあるそうです。
なので自分の場合、「今日は9時間以上たっぷり眠れたぞ!」と熟眠感を意識できるようにしたいと日頃から心がけています。
睡眠に関して理解を深めたいという方には、西野精治教授の著書であるスタンフォード式 最高の睡眠や、樺沢紫苑先生の著書である、ブレインメンタル強化大全の睡眠の章を1度は読んでみることをオススメします。