人間の先入観とは恐ろしいもので、誰が決めたのやら、「お玉は丸いもの」というのが当たり前だと思っていました。
「いやいやいやいや、四角い方が全然良かったやん!」そう確信させてくれたのが、こちらの山崎実業さんのシリコーンお玉となります。
鍋に優しく、すくいやすい・よそいやすい
シリコン素材なので鍋を傷つけることなくなぞることができるのはもちろんのこと、すくいやすいようにお玉のフチの部分がヘラっぽい感じになっているんですよね。
そのため、本当に綺麗に最後の最後まで救うことができます。
そして、緩やかなカーブの四角い形状のおかげで、凄くよそいやすいんですよね。
丸いお玉だと、ドバッとよそわれてはみ出したりなんだりということが誰しも経験があるかとは思うのですが、それが一切なく、端っこからスムーズによそうことができます。
使い勝手が普通のお玉とは別次元なのダ!
計量機能付き
お玉自体に計量機能が付いているため、ザックリ計りたい時には凄く重宝します。
お玉を持って、調味料足したいなって時に、いちいち計量スプーンを取り出して~とか、めんどくさすぎてやってられません。
「大体でいいんだけどなぁ」というケースはなんだかんだ出てきますが、そういう時には本当に重宝します。
3点セットで買った
自分はお玉単体ではなく、フライ返しと菜箸トングも付いてくる3点セットで購入しました。
フライ返しは出番が少ないものの、非常に使いやすいですね。
お玉同様に、考えられた設計がされているため、すくいやすく、ひっくり返しやすいです。
ただ、菜箸トングの方はちょっと・・・という感じですね。
炒め物とかなら、普通の菜箸を使った方がよほど使いやすいですし、大きな物になったらそれこそフライ返しの出番のため、この菜箸トングの使い道が分からないとずっと思っていました。
しかしながら、スーパーに売っていた銀紙のちゃんこ鍋に試してみたところ、このトングが活躍してくれました!
帯に短し襷に長しの中途半端さが、狭い鍋の中で赤みの残っている肉を下に沈めたり、軽くかき混ぜたりするのに割と向いていました。
だいぶ限定的な状況での使い道とはなりますが、少しでも役立つ場面が見つかってよかったです。
3点とも背面には小さなスタンド付き
背面には小さな突起が付いており、そのまま直置きできますよ!ということですが、これは「調理で使う前限定」ですね。
当たり前の話しなのですが、お玉ですくった後に直置きなんてしたら、いくらお玉部分が直接付かないとは言え、普通に台にポタポタ垂れてきてしまいます。
あって困るものではないので、この部分に関してはおまけ程度ですね。
お玉だけでもいいかもしれない
セット商品ではなく、まずはお玉だけ単体でいいのかなと個人的には思いますね。
ただし、このお玉は本当に凄いので絶対にこれだけは買ってください!
お玉を使う場面での快適さが、全くの別次元に昇華します。