これから読書習慣を身に付けようとしている方は、まずはこの本を読みましょう!
当然のことながら、現在読書習慣のある方にもオススメできる内容となっています。
この本を読むことによって、今後の人生における読書効率がまるで別物になってきます。
インプット ➡ アウトプット ➡ フィードバックのサイクルを回すことにより、人間脳というのは案外簡単に進化させることができてしまいます。
そして、脳を進化させることによって読書脳が手に入ります。
- アウトプットの重要性
- 読んだら忘れない読書術
- 読書によって得られるもの
- 人生で一番大事なものは『時間』
- 読書習慣があるというだけですでに優位性を持っている
- 本を読めば、ストレスと不安から開放される
- 解決法を知るだけでストレスは軽減する
- 読書をすると頭が良くなる!
- 読書量と収入は比例する
- 読書の最終目的は「自己成長」と「行動の変化」
- 4つのアウトプットで記憶に残す
- 効率的に読書をする「スキマ時間読書術」
- 「速読」ではなく「深読」を目指せ!
- 最も簡単なアウトプット読書術は「話す」ということ
- 最初は簡単な感想でいい
- アウトプットを前提にインプットをする
- スキマ時間に読書をした方が有利な点が多い
- 集中力を最大に発揮できる「15分」
- 寝る前の読書は記憶に残る
- パラパラ読書術&ワープ読書術
- ホームラン級の本との出会いが圧倒的な成長を引き起こす
- 直感を信じる!
- 広く深くのバランスの良さが大事
- 長所伸展か短所克服か
- 電子書籍を活用すると読書量が増える
- どちらが便利?電子書籍vs紙の書籍
- 「読みたい」「買いたい」と思った本は躊躇せず買う
- まとめ
アウトプットの重要性
結論からお話すると、「本を読んでも忘れない方法はアウトプットすることである」ということです。
読書におけるアウトプットとは、「本を読んだら感想を人に話す」「何かに書き留める」、それだけで本の内容が何倍も記憶に定着します。
近年ではSNSのような短文に慣れてしまったため、読解力が低くなっている傾向にありますが、読書して文章を書くことによって読解力を最大限伸ばすことができます。
著者は「読書+アウトプットはあなたを裏切らない」と断言しています。
『アウトプット』と言えば樺沢紫苑先生の代名詞でもあり、その樺沢紫苑先生の本の中で最も有名なのがアウトプット大全なので、こちらも合わせて読んでみることを強くオススメいたします!
読んだら忘れない読書術
実はこの本は2015年に発売された読んだら忘れない読書術という書籍のリニューアル版となります。
ただ、根幹となる部分は今でも変わっていないため、修正する箇所はほとんどなく、読書脳として生まれ変わった感じなんですね。
当時はまだ一般的ではなかった「電子書籍の読み放題サービス」や「オーディオブック」については今回新たに追加されています。
読書によって得られるもの
「今の時代はネットがあるから本は読まなくていいでしょ」という方もいらっしゃるかと思いますが、ネット情報というのは断片化されているため、デパ地下の試食のようなものです。
1年経つと古くなってしまうのが「情報」、10年経っても古くならないものが「知識」であり、この知識を得られる可能性の高い媒体が本なんですね。
本というのは、すでに著者が情報を分析し、整理し、体系化してくれており、そこには最初から知識が書かれているため、本から直接知識を学ぶというのは効率的です。
とは言え、情報の早さではやはりネットなので、必要な情報をネットで得つつ、様々な内容の本を読み、情報と知識のバランスをとっていくことが重要だったりします。
人生で一番大事なものは『時間』
本を読むことにより、無駄を避け、大幅な時間短縮が可能になります。
他人の成功体験も失敗体験もたった1冊の本を数時間読むだけで得られるため、物凄い時間短縮効果があるためです。
こちらの著者の樺沢紫苑先生は、毎日8時間たっぷり寝ているにも関わらず、1日に普通の人の72時間分ぐらいの活動ができると言います。
それはたった1500円の本を読み、無駄を避け、膨大な時間を節約する方法を得ているからです。
時間はみんな平等に24時間だけど、使い方によって全然違う人生になるんだよネ!
読書習慣があるというだけですでに優位性を持っている
日本人の年間の読書量は12.3冊というデータがあります。
つまり、1ヶ月に1冊ほどです。
更に驚愕のデータがあり、日本人全体の47.3%が本を1冊も読まないのだそうです。
4日に1冊(月に7冊ペース)で読むだけで、日本人の上位3%に入ってしまうことができるのです。
インプット量で勝ち、アウトプット量で勝ち、自己成長のスピードで勝てば、ライバルに圧倒的な差を付けることができます。
その第一歩がインプット量を増やすこと、そのために一番簡単なのが読書量を増やすということに繋がってきます。
本を読めば、ストレスと不安から開放される
本を上手に活用できれば、ストレスが緩和され、悩み事でクヨクヨすることから開放されますが、この事実はほとんどの人が知りません。
なぜならば、読書家は問題や悩みに直面しても、本を参考にして、早期のうちに解決してしまうので、大きなストレスや厄介な悩み事に煩わされること自体がないからです。
人間の悩みというのは、ほぼ全てが共通されています。
こうした悩みに対する解決方法は、ほとんど全て既刊の本にかかれています。
本に書かれている通りの方法を忠実に実践すれば、ほとんどの場合、悩みは解決するか、少なくとも軽減するはずです。
解決法を知るだけでストレスは軽減する
有名な実験があります。
2つのケージ(AとBとする)にそれぞれ1匹のマウスを入れて、そのマウスに電気ショックを与えます。
Aのケージにだけ、電気ショックを止めるレバーがついています。
電気ショックを受ける回数も時間も、AとBのマウスは全く同じになります。
ですが、何もできないBのマウスの方がよりストレスの影響を受けたのです。
つまり、「どうしていいかわからない」状態において、最もストレスが強くなります。
読書をすると頭が良くなる!
「文章を書くこと」と「読書」は表裏一体となっています。
読書によるインプット量 + 文章を書くアウトプット量 = 脳が活性化し、脳のパフォーマンスが高まる。
かつては、脳細胞は20歳を過ぎたら死滅していくだけと言われていました。
ですが、現代の最新の脳科学の研究では、脳細胞の一部は20歳を過ぎても分裂、成長し、さらにそれは一生続くということがわかりました。
つまり、人間の能力は、脳を鍛えることによって、一生伸ばし続けることができるのです。
読書量と収入は比例する
読書をすれば収入が増えるとするならば、俄然読書に対するモチベーションは上がりませんか?
ほとんどの調査で、年収の高い人は読書量も多いという結果が出ています。
年収が高いほど本の月額購入費が多く、年収が低いほど月額購入費が少ない。
近年では更にその傾向が強まってきています。
「収入が高いから本をいっぱい買えるだけでは?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思います。
しかし、会社の社長や、読書好きの高収入の方の大半はお金持ちになる前の若い頃や、場合によっては子供の頃から読書をしてきているという傾向も見られるのです。
読書は「習慣」なので、読書習慣のない人がお金持ちになったからと言って、急に本を読み出すということはまずありえない話です。
読書の最終目的は「自己成長」と「行動の変化」
実際に自分の行動が変化し、自分をとりまく現実が少しでも良くなるような読書をするべきです。
その大前提として、まずは「記憶に残る」ということになります。
読んでもすぐ忘れてしまっては自己成長も何もないですからね。
そのためには読書を楽しむということが非常に重要です。
矛盾しているようですが、本を読む動機は楽しいからであって、自己成長のためであってはいけないのです。
自己成長のためや仕事に役立てるためを読書の目的にしてしまうと、すぐに結果が出るようなものではないため、やがて苦しくなってきます。
そして、モチベーションが低下して、いつしか本を読まない人に逆戻りしてしまいます。
4つのアウトプットで記憶に残す
- 本を読みながらメモを取る、マーカーでラインを引く
- 本の内容を人に話す、本を人に進める
- 本の感想や気づき、名言をTwitterでシェアする
- Twitterやブログに書評、レビューを書く
1週間で3回アウトプットしたものは長期記憶として残りやすいため、上記の4つのうち、1週間に3つ行えば、やらない時と比べて圧倒的に記憶に残ります。
効率的に読書をする「スキマ時間読書術」
「読書はしたいけどその時間がない」=「時間さえあれば読書したい」という人は非常に多いです。
そういう方はスキマ時間を上手く活用すれば読書の時間を取ることは可能となってきます。
「読書をする時間がない」と言っている人は、まさか電車でスマホなんて触ってないですよね?
スマホいじりこそ無駄なので、その時間を読書という有意義な時間に充てるということもできるわけです。
どんなに忙しい人でも、1日24時間のうち2時間ぐらいのスキマ時間はあるものです。
この埋蔵金を掘るのか掘らないのか?
このスキマ時間をスマホに使うのか、読書に使うのか。
ここで人生が変わります。
読書術とはつまり時間術のことです。
「速読」ではなく「深読」を目指せ!
本を読む以上、それが自分の血となり肉となるような読み方をしなければいけません。
成長の糧にならないような浅い読み方では意味がないのです。
まずは「深読」ができるようになり、それからより速くたくさん読むことを目指せばいいのです。
インプットとアウトプットの反復で「深読」ができるようになれば、その時には既にかなりのスピードで本を読めるようになっているはずです。
最も簡単なアウトプット読書術は「話す」ということ
重要なのは具体的にどこがためになったのか、本の内容をようやくしながら相手に伝えるということです。
人に本を勧めるには、本の内容を思い出し、さらにそれを頭の中で整理しないといけないため、アウトプット効果は非常に高いのです。
人に本を勧める場合は、「ジャパネットたかた」式に複数の切り口で紹介するように意識するとより効果的になります。
1人だけではなく、複数に2度3度紹介すると、それだけで「1週間に3回のアウトプット」を達成することもできます。
良い本を人に紹介すると喜ばれたりもするしネ!
人から喜ばれながら、本の内容を記憶し、自分のものにしていくという一石二鳥のメリットが得られるのです。
これは何も知り合いだけではなく、SNSなどでシェアするようにしても同様の効果が得られます。
最初は簡単な感想でいい
読書量の少ない人が、いきなり感想を書けと言われても「そんなムチャな」と感じてしまいます。
ですが、最初は数行の感想でもいいのです。
読んだ本の中から、自分の心に響いた言葉を1~2行だけ書き写し、それに自分なりのコメントをつけて紹介すればいいのです。
いわゆる「名言投稿」というやつですね。
これなら、文章力に自信がない人、読書や紹介が苦手な人でもできるはずです。
アウトプットを前提にインプットをする
「本を読んだら必ずソーシャルメディアに記事を書く」と決めます。
記事を書くためには、その本から何らかの「気づき」を得なくてはいけません。
そうした軽いプレッシャーを自分にかけながら本を読むようにすると、不思議なことに今まで気づかなかったことんびたくさん気付けるようになってきます。
そして、気づきがあった場合、すかさずメモするということも大切です。
スキマ時間に読書をした方が有利な点が多い
何か物事を行う場合、制限時間を決めると集中力がアップし、脳が高いパフォーマンスを発揮します。
つまり、60分まとめて読書するよりも、15分のスキマ時間4回で読書をした方が効果が高いということになります。
何かの作業を行う際に、その集中力は、初めと終わりで特に強くなるためで、それぞれ「初頭努力」「終末努力」と呼ばれます。
わかりやすく言うと、始まった時の「さあやるぞ」という最初の頑張りと、ゴールが見えた時の「もうひとふんばり」という最後の頑張りのことです。
集中力を最大に発揮できる「15分」
極めて高い集中力が維持できる時間、その最小単位が「15分」。
人間が、非常に高度な集中力を維持できる限界が「15分」ということです。
例えば、非常に高い集中力を要する同時通訳者の世界でも「集中力の持続は15分が限界」と言われています。
1日の中でも15分のスキマ時間というのは案外あるものです。
そのスキマ時間でスマホをいじるのか、それとも読書をするのかで人生が変わってしまいます。
どうしてもスマホをいじらなければいけない場合は、5分以下のスーパースキマ時間にしましょう。
寝る前の読書は記憶に残る
寝る前に読書することで、記憶を最大化し、さらに睡眠にも入りやすくなります。
寝ている間には新しいインプットがなされないので、「記憶の衝突」が起こらず、頭の中の整理が進むからです。
さらに、読書にはリラックス効果があり、読書を始めてわずか6分で心拍は落ち着き緊張感もほぐれたという研究結果もあります。
音楽鑑賞や、その他のリラックス法と比べても、読書で最も高いリラックス効果が得られるという報告もあります。
ただし、ハラハラドキドキするようなエキサイティングな娯楽小説などは逆効果になってしまいますので、寝る前には避けましょう。
もう1つ、睡眠には「頭の中を整理する」という役割があり、頭の中に乱雑に存在していた情報が整理されて、朝目が覚めた瞬間に問題解決法がポンと浮かんでいるということがあるのです。
「次に目が覚めたときには、問題の解決法を思いついている」と強く念じて眠りにつくと朝にひらめきが起きやすいそうです。
これは「追走法」と呼ばれ、発明王トーマス・エジソンなども、この方法を活用していたと言われています。
パラパラ読書術&ワープ読書術
まず、全体をパラパラと把握してゴールと読み方を決めます。
自分の目的地が分かっている場合は、そこへの行き方と最短コースを事前に調べてから出発した方が、早く目的地に到達することができます。
これは読書においても同じことが言えるのです。
このパラパラ読みをすることで、本を読む速さもアップし、その本からの学習効果も高まるという、一石二鳥の効果が得られるのです。
更には、知りたい部分は先に読んでしまいましょう!
「本は最初から一字一句読まないといけない」なんてルール、誰が決めたのでしょう。
本は学びや気づきを得るために読むものなので、それに最適な読み方をすればいいのダ!
まず、「この本で一番知りたいことは何か」を考えます。
そして、その知りたい部分を先に読んでしまう、「結論」が書かれていそうなところにいきなりワープします。
そのページを読んで更に知りたいところがあれば、再度目次などで目星をつけて、そのページにワープして読んでいきます。
このように、何回かワープを繰り返していくと、その本で一番知りたい部分の要旨がわかります。
大体のアウトラインを掴んだところで、最初のページに戻り、読み逃していた重要な事実がないかを見ていくわけです。
目的地を大体把握しておくことによって、何倍も早く目的のページに到達することができます。
これは紙の本でのテクニックになるヨ!
ホームラン級の本との出会いが圧倒的な成長を引き起こす
多くの方が「本の選び方」よりも、「本をたくさん読む方法」に関心を持ちます。
しかし、読書は「たくさん読む」よりも「何を読むか」の方が、10倍重要です。
ただ沢山本を読むだけでは人生は変わらず、「本当に良い本」を沢山読むことによって人生は変わるのです。
「どの本を読むのか?」にフォーカスし、1冊1冊を真剣に選んでいくことで、真に自己成長につながる「ホームラン本」と出会う確率を飛躍的に高めることができます。
そのためには、今の自分のステージに合った本を読む必要があります。
情報も知識も、今の自分に必要なものを集め、吸収すべきなのです。
自分がその分野において、「守破離」のどのステージにいてどこを目指すのかを見極めることができれば、「最も必要な本」が自ずと明らかになります。
- 守:基礎を学べる「基本」本
- 破:他の人の方法を学べる「応用」本
- 離:自分のスタイルを模索するための「ブレイクスルー本」
ほとんどの人は、なぜか「離」の本を書いたがりますが、いきなり達人の奥義を理解できるはずがありません。
「守破離」のどこに力点が置かれているのかは、目次を見れば大体分かります。
自分の今のステージに合った本を読むだけで、自己成長は何倍も加速します。
直感を信じる!
自分はどの本を読めばいいのか?どの本を買えばいいのか?
最後は「直感」だと思います。
「この本はおもしりそうだ」「この本は、役に立ちそうだ」という直感を信じるしかありません。
たくさん本を読むことでそ、そうした本を選ぶ直感も研ぎ澄まされてきて、本の選択で失敗する確率は減っていきます。
最新の脳科学においても、直感を生む「基底核」という部分は大人であっても成長を続けるということがわかってきています。
人間の行動の99.9%は無意識化の直感によって行われているため、しっかりとした経験値があるのならば、直感こそがベストの判断軸だということが言えます。
確かに自分の経験でも、「この本良さそう!」と直感的に思ってハズレだったという記憶がありません。
広く深くのバランスの良さが大事
「広げる読書」ばかりしていると、雑学王のように幅広く色々なことを知ることはできますが、いつまで経っても何かの専門家にはなれません。
「深める読書」ばかりしていると、自分の専門領域については圧倒的な知識を持っているものの、それ以外の領域は全く知らない専門バカになってしまいます。
この両方のバランスが重要なのです。
まずは広げる読書で自分の興味や関心を広げて、そこから「おもしろい!」「もっと知りたい」という好奇心をくすぐるジャンルや話題を発見したのなら、そこをどんどん深めていく深める読書にうつるべきです。
例えるなら、温泉採掘で言うところの「試し掘り」と「本堀り」のようなものです。
可能性を引き出すための読書をする。
そのためには試し掘りを繰り返し、「ここだ!」と思ったなら徹底的に「本堀」していくことです。
これが、最も効率がいい自己成長に繋がる読書術です。
「広げる読書」と「深める読書」のどちらが今の自分には必要なのかを意識するだけでも、必要な本と巡り会える可能性が飛躍的に高まるんだよネ!
長所伸展か短所克服か
人が成長するためには、2つの方法があり、それが「長所伸展」と「短所克服」です。
自分の得意な分野、能力をさらに伸ばすのが長所伸展。
自分の不得意な分野、苦手な部分を克服するのが短所克服。
これを読書に当てはめてみると、知っていることを深める読書(もっと知りたい)が長所伸展。
知らないことを学ぶ読書(知らないことを知りたい)が短所克服と言い換えることができます。
本を選ぶ際に、長所伸展と短所克服のどちらを目的にしているのかを明確にしておくべきです。
短所克服をしたい人は守破離でいうところの「守」の本から読むべきですが、長所伸展をしたい人は「破」か「離」の本を読むべきでしょう。
では、どちらを優先するべきか?ということなのですが、長所伸展を先にした方がやる気を引き出しやすいと言われています。
読書が苦手な人は、まずは自分の読みたい本の領域から長所伸展的に読んでいき、ある程度「深読」できるようになってから短所克服に取り組むと、物凄い効果が出るはずです。
電子書籍を活用すると読書量が増える
読書脳の著者である樺沢紫苑先生が持っている端末がKindleということで主にKindleについての話が多くなります。
情報を網羅的に集めたいとき、とりあえず書籍にあたりたいときなどは、電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」が便利です。
電子書籍端末には、極端にいうと何冊でも本を保管することができます。
つまり、自分専用の図書館を持ち歩いているのと同じことなのダ!
どちらが便利?電子書籍vs紙の書籍
▼電子書籍のメリット
- 持ち運びが楽である
- 本の保管が簡単である
- 紙の本よりも安くて読書量が増える
- 購入した直後から読め、時間節約になる
- いつでも好きな時に読み返せる
- 秀逸すぎる「ハイライト」機能で復習が楽にできる
- 満員電車の中で読みやすい
- 老眼にやさしい
これほど色々なメリットはあるものの、「パラパラ読書術」や「ワープ読書術」は紙ならではの手法となるので、紙と電子の二刀流が効率的ですね。
紙と電子の二刀流で読書をすると、スキマ時間を無駄にしないという意味と、記憶力を高めるという二重の意味で、効果的な読書術と言えます。
※Kindle電子書籍はKindle端末を持っていなかったとしても、PCからでもスマホからでもタブレットからでも読むことができます。
「読みたい」「買いたい」と思った本は躊躇せず買う
「読みたい!」と思った瞬間に、すぐ買って読んだ本こそ、最も内容を吸収でき、自己成長の糧にできるのです。
知的な自己投資をケチるべきではありません。
読書は、10年複利の定期預金のようなもので、後から必ず大きく利子がついて返ってくるのです。
しかし、本にはどうしても当たりハズレがあるため、ハズレを引いてしまうこともあります。
「1冊ずつ元を取る」ことを考えずに、トータルで元を取ればいいという考えが大事だネ!
更には、本を買うか買わないかで迷っているのは時間の無駄だから、本を買うかどうかは、1分で決めなさいということです。
買う買わないの2択ではなく、とりあえずほしいものリストに入れておいて保留するというのも効果的です。
1ヶ月経っても「欲しい本」「読みたい本」は必要な本なのだと直感がそう教えてくれていますので、買うべきです。
まとめ
読書習慣があるというだけで、日本人の上位半分の中に入ることができます。
ですが、同じ読書にしても、どんな本を選び、どんな本の読み方をするのかによって効率は全くの別物になってしまいます。
本というのは、2000年以上の叡智の結晶であり、人生の選択肢を増やしてくれます。
読書脳は、そんな読書における無限の可能性を切り開いてくれる1冊となっています。